2011年10月18日

第9話

結局またパパと娘との3人暮らしが始まった。

毎日2階の寝室の雨戸を締め切った暗い中、テレビを見る訳でもなく

ラジオを聴く訳でもなく、ただ暗闇を見つめて時間が過ぎて行った。

娘が小学校から帰ったら、ランドセルも下ろさずに私の暗い部屋へ来てくれては

その日学校であった事を話してくれたり、テレビCMを真似た踊りを踊ってくれて私を笑わせてくれた。

健気な娘に自由がきかない自分の体がただ申し訳なかった。
posted by 哀原 なつき at 13:32| 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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